広島広域都市圏は、広島市の都心部からおおむね60kmの圏内にある、東は三原市エリアから西は山口県柳井市エリアまでの28市町で構成されています。
圏域内には、嚴島神社や広島平和記念資料館、大和ミュージアム、錦帯橋、アクアスなど、毎年多くの観光客が訪れる施設等があるほか、多様な文化・スポーツ施設等を有しています。
また、その周辺には、三段峡等の自然資源、神楽門前湯治村等の伝統芸能資源、さらには竹原市、柳井市の重要伝統的建造物群保存地区等の歴史資源等を有しています。
広島広域都市圏では、1993年、13市町により「広島広域都市圏形成懇談会」を設立以降、圏域というエリア設定を生かしてその一体的発展に向けた交流・連携を推進してきました。2012年2月には4町が加わり、「懇談会」を「広島広域都市圏協議会」に改称しました。その後、2015年7月に7町、2021年4月に1市、2022年4月に1市2町が加わって、現在に至っています。
「広島広域都市圏協議会」では、圏域内のまちの活性化と産業・経済の活力増進を図ることを目的として「まち起こし協議会」を設置し、「神楽」や「食と酒」、「西国街道」といった地域資源を積極的に活用した取組を進めています。